訪日団

トゥンカーワット農民会理事長とバンラート農協組合長が訪日



 訪問の詳細については既にhomton.com(1/2/3)のほうにアップされていますので、ここでは訪日団の感想文のみを紹介させていただきます。

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トゥンカーワット農民会ソムヌック・ラティデーチャーノン理事長

 今回の訪日は、私がトゥンカーワット農民会の理事長に選任されてから初めてのことで、前回の初訪日から数えるとすでに5年以上もの月日が経過しています。その間、何人もの生産者や理事たちが訪日の機会をいただきましたが、その都度今後我々がバナナを生産し、出荷していく上での課題をいただいています。そして一歩一歩ではありますが、その課題を着実に乗り越えて行くことで、我々の出荷するバナナの品質もステップアップしていると自負しています。今回の訪日でもその例に漏れず、早急に解決すべき課題をいただきました。これについてはタイに戻り次第、真っ先に取り掛かる心づもりでおりますが、このように生産現場にいる者が訪日をし、生協の方々や消費者の方々と直接お会いして意見交換を行うということが、如何に大切なことであるかということを改めて感じました。
 昨年の日本は、大地震、大津波、放射能汚染と史上稀に見る大災害の年でした。またタイにおいても昨年は史上稀に見る大洪水で、今なお通常の生活に戻ることができないでいる避難民の方が数多くいる状況です。そのような状況下で、今年はどちらの国も暗い年明けとなってしまいましたが、このまま下を向いているわけにもいきません。昨年末に突風被害を受け、圃場内にあるすべてのバナナがなぎ倒されてしまった生産者のひとりが、「このまま負けっぱなしでは、自分のプライドが許さない」と語っていました。この気概が大切です。前を向いて頑張っていきましょう。日本の皆様が信仰されている対象が、あなたがたを守り、成功と安全と健康へといざなってくれることをお祈りします。どうもありがとうございました。


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バンラート農協フーン・プーンソムバット組合長

 私が訪日をさせていただくのは、今回で6度目のこととなります。大阪の訪問では新三協さんのムロを見せていただき、主としてトゥンカーワット農民会のバナナの状態を確認させていただきました。軸腐れのひどいものが結構出ているということで、我々としても改善に向けてトゥンカーワットと協力していく重要性を再認識しました。
 東海コープへは2度目の訪問になりました。前回は短時間で本部を訪問させていただいただけでしたが、今回はゆっくりと役職員の皆様を中心に交流をさせていただきました。スケジュールの合間を縫って訪問した名古屋城の美しさには日本の伝統文化の重厚さを実感させるものがありました。また東海コープを今回訪問させていただいて非常に印象に残ったのは、職員の皆さんが毎日仕事が終わると部署ごとに反省会を開き、翌日にその反省をつなげていく取り組みをされている、という点で、これはバンラート農協でも導入したら良いんじゃないかと考えています。
 最後に東京ではパルシステムさんの農法研究会と賀詞交歓会に参加させていただきましたが、いつもどおりの日本の皆さんの暖かいおもてなしと、農業技術や農産物の品質の改善にかける生産者・消費者の皆さんの熱心さに改めて関心させられました。
日本の皆様の今後の成功と発展をお祈り申し上げるとともに、今後も末永くこの関係が続くことを願ってやみません。どうもありがとうございました。


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大阪よどがわ市民生協さんにて


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名古屋城にて


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パルシステム新春のつどいにて

福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズの皆さんです。



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各産地生産者代表がpal★systemを訪問


 訪問の詳細については既にhomton.comのほうにアップされていますので、ここでは訪日生産者の感想文のみ紹介させていただきます。

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マニー・コートモンコン(イサーンホムトンバナナグループ:バナナ生産者)
 今回の旅ではいろいろな場所に連れて行っていただきましたが、私の心に最も強く残っているのは日本の皆様の我々に対するその態度です。どこへ行っても我々を暖かく迎え入れてくださり、最初から最後まで心のこもったお世話をしてくださいました。“これだけ私たちを大事に扱ってくださるのなら、私もそれに応えなければならない”そのように思いました。これから先も、日本の皆様のためにホムトンバナナ栽培を続けることを約束します。今後ともどうぞよろしくお願いします。

プラスート・ポンプルクサー(チュムポン組合:組合長/バナナ生産者)
 謙譲の心を持つことの大切さは、私たちの住むタイ国でも広く言われていることですが、これを実践するとなると、なかなかできることではありません。今回日本に来させていただいて私が驚いたことは、この国に住む多くの人々が、自然にそれを実践できていることでした。目上の者に対してだけでなく、自分より目下の者に対しても決して邪険に扱うようなことはなく、常に謙譲の心を持って接していました。これは素晴らしいと言わざるを得ません。また今回の旅では何度か電車を利用する機会がありましたが、日本人は誰もが規律正しく常に他人を優先させて行動しており、我先の心を前面に押し出して行動するような人を目にすることは、ついにありませんでした。このような素晴らしい日本の人々と、バナナを通じて関係を持つことができていることを、とても嬉しく思います。
 今回の旅ではパルシステム埼玉の商品展示会に我々も出店し、バナナの販売とバナナジュースの試飲会を行いましたが、バナナジュースの美味しさには正直言って驚きました。ただ牛乳とバナナを混ぜただけで、こんなにも美味しい味になるものかと。現在バナナ産地では余剰バナナをどのように扱うべきか試行錯誤しているわけですが、私はこのバナナジュースでいけるのではないかと思いました。バナナを粉末状にして、牛乳と混ぜるだけで手軽に飲むことのできる加工商品にすれば、それなりの需要を見込めるような気がします。
 いずれにしましても、今回の旅では本当に多くの日本の皆様の世話になりました。日本の皆様がタイに来られることがあったら、是非恩返ししたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願い致します。どうもありがとうございました。

プラヤット・マニーナイ(トゥンカーワット農民会:バナナ生産者)
 今回の旅で私が感じたことをすべて文章にしたら、きっと一冊の本になってしまうと思います。日本の皆様の我々に対する心のこもったお世話、日本人の規律正しい生活ぶり、街の清潔さ、とにかく何を取っても驚きの連続で、すっかり日本人が大好きになってしまいました。そしてその日本人が、私たちの作ったバナナを美味しいと言って食べてくださる。こんなに嬉しく、感動的なことはありません。日本の皆様のために、これからも末永くバナナ作りに励むことを約束します。すべてが感動の旅でした。

スウィット・ヌートーン(トゥンカーワット農民会:理事/バナナ生産者)
 先進国は、やはり違いました。バナナの流通から人々の生活に至るまで、あらゆることが、自分がこれまで思い描いていた以上の規律正しさで動いていました。そんな日本の皆様に、我々の作ったバナナを扱っていただけている。それはとても誇らしいことではありますが、今はそうであっても将来もずっと同じ関係が続くとは限りません。この関係を維持していくためには、我々タイ側がこれまで以上にしっかりとした品質管理を心掛け、日本の皆様の期待を裏切らないように努力していく必要があると感じました。今後も我々のホムトンバナナを“価値のあるもの”として扱っていただけるよう、農民会理事として、また1人のバナナ生産者として、努力精進を続けていくことを約束致します。どうもありがとうございました。

プラユーン・ピグントーン(バンラート農協:バナナ生産者)
 今回、訪日視察団の一員として日本へ来ることができたことを、心から嬉しく思っています。それはやはり、これまでずっと気になっていた先進国に住む人々の生活ぶりを実際にこの目で見ることができたということもありますが、それ以上に我々の作っているホムトンバナナが、とても価値のある作物であるということを知ることができたからです。パルシステム生活協同組合連合会の扱われている商品は、どれもこれも一流のものばかりです。その中に我々のホムトンバナナが名を連ねていることはとてもすごいことで、我々の作っているホムトンバナナは我がタイ国を代表する作物であると言っても言い過ぎではないかもしれません。今回日本へ来させていただいたことで、“これからもホムトンバナナを作り続けよう”そのように強く思わせていただきました。今後ともどうぞよろしくお願いします。

ワンペン・ディロックウドムチャイ(バンラート農協:バナナ生産者)
 今回の旅で、日本の皆様が私たちの作ったバナナを大切に扱ってくださっているのを目の当たりにし、感動すら覚えるほど嬉しく思いました。そしてそんな日本の皆様に対して、“食べた人に感動を与えられるような美味しいバナナを作り、お届けしたい”と思うようになりました。日本は気候が良く、食べ物を美味しく、人も優しい素晴らしい国です。いつの日かまた、今度は娘も一緒に連れて日本を旅行したいと思います。本当にどうもありがとうございました。

プラカーイ・トーンソムヌック(バンラート農協:バナナ生産者)
 今回の旅での私の一番の収穫は、日本の皆様の優しさに触れることができたことです。“バナナ栽培を続けていて良かった”と思うほどに日本の皆様は優しく、これからもバナナ栽培を続けていこうと強く思いました。いつの日かまた、日本へ行くことを夢見ながら、これからもバナナ作りに励みたいと思います。どうもありがとうございました。

スチン・グリンジャルーン(バンラート農協:バナナ生産者)
自分の作ったバナナを食べてくださっている方々に実際にお会いするというのは良いものですね。もちろん、これまでも“日本の皆様に美味しいバナナを食べてもらいたい”という思いでバナナ栽培に取り組み続けて来ましたが、実際にお会いしたことで、その思いはさらに強くなりました。特に今回参加させてもらったパルシステム埼玉での商品展示会では、我々のバナナを美味しいと言って食べてくださる多くの方々の笑顔を目の当たりにすることができました。これはどうしたってやる気が出ます。この笑顔に応えるためにも、これからもバナナ栽培に励みたいと思います。どうもありがとうございました。

ヨーティ・シンラパソーン(PPFCスタッフ)
私たちの住むタイから、遠く離れた日本へバナナを輸出する上で、最も難しいのがバナナの収穫熟度の問題です。少しでも見誤ってしまうと、ホムトンバナナの第一の売りである“味”が台無しになってしまいます。実のところ、私は今回こうして日本へ来させていただくまでは、こういった苦労は我々タイ側にしかなく、日本側にはこういった苦労はないものとばかり思っていました。ところがホムトンバナナの追熟・加工施設のある大宮中央青果を訪問させていただき、その考えはまったくの間違いであることがわかりました。ここでは私たちのホムトンバナナの味を最大限にまで引き出すための徹底した管理が季節や気候状態に応じてなされており、その苦労の程をヒシヒシと感じ取ることができました。私たちの扱っているホムトンバナナは、日タイ双方の努力あってこそのもので、これまでもそれがあったからこそ、こうして長い間続けて来られたのだということがわかりました。これは私だけでなく、今回一緒に来た生産者の皆さんもそのように感じたと、後に語っていたことです。
 今回の旅ではパルシステム埼玉の商品展示会に参加・出店し、生産者と共にホムトンバナナの販売・試食会を行いましたが、そこでは子供連れの家族の多さにまず驚きました。日本は高齢化社会だと聞いていましたから、正直予想外でした。(笑)そしてその小さな子供たちが、本当に美味しそうに私たちのバナナを食べるのです。不思議とその子供たちと私の娘の姿が重なって、何とも嬉しい気持ちになり、ついつい多くの写真を撮ってしまいました。日本の子供たちにこんなにも喜んで食べてもらえるバナナに関わる仕事をしている自分を誇らしく感じたとともに、とても幸せ者であると感じました。
 最後になりましたが、今回我々のお世話をしてくださいましたすべての方々に、この場をお借りして感謝申し上げます。本当にどうもありがとうございました。

ラメー生産者がよどがわを訪問


 訪問の詳細については既にhomton.comのほうにアップされていますので、ここでは訪日生産者の感想文のみ紹介させていただきます。

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ピチット・ソイホーム(トゥンカーワット農民会:理事/バナナ生産者)
 今回日本へ来させていただいたことで、日本の皆様がどれだけ我々と我々の作るホムトンバナナを大切に思い、親しみを持ってくださっているのかということを身を持って実感しました。そして同時に、我々がこの思いに対してまだ十分に応えられていない実情を不甲斐なく感じ、一刻も早く何とかしなければと強く思いました。これまで、度重なる数量不足や品質のバラつきで、何人もの消費者の方々に不快な思いをさせてしまい、我々に対する信用を落としてしまったという事実は隠せません。我々にとっては、数多くあるバナナの中の、1つの品質不良でも、そのバナナを受け取った消費者にとっては、その1つの品質不良がすべてです。どこまで実現できるかはわかりませんが、これからはすべての消費者の皆様に満足していただけるバナナをお届けすることを目指し、農民会理事として精一杯の努力をしていくつもりです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

チュワンピット・ジンヨン(トゥンカーワット農民会:バナナ生産者)
 日本が先進国であるということは世界中の多くの人々の知るところですが、日本人の人間性の高さというものは、実際に日本に来た人でないとわからないかもしれません。今回の旅では多くの場所へ連れて行っていただきましたが、誰が見ても明らかに外国人である私を、出会ったすべての日本人の方々が信じられないほど丁寧に、そして暖かく接してくださいました。こんな素晴らしい国の人々に自分の作ったバナナを食べていただけるということを、心から嬉しく思います。これからも日本の皆様に喜んでいただけるような美味しいバナナをお届けできるよう、精一杯頑張りますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

スカパット・スワンパクディー(PPFCスタッフ/営農指導員)
 私は何度か日本へ来させていただいていますが、今回のように日本の方々とこのバナナ事業の実情や諸問題について率直な意見交換ができたことは、初めてのことと思います。そして今回の話し合いにより、いくつかの解決すべき問題がはっきりとしたかたちで浮き彫りになったことで、今後の方向性がしっかりと固まった気がします。我々のお届けしたバナナで不快な思いをする消費者の方が出てしまうようなことが今後一切ないように、クリアすべき問題をひとつひとつ確実に消化させ、関係者一同協力しながら強固な生産基盤作りを目指していく所存です。