タイのことわざ

แมลงเม่าบินเข้ากองไฟ



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แมลงเม่าบินเข้ากองไฟ

焚火に飛び込む羽アリ(白アリの成虫)


 内容がとても具体的ですが、いわゆる“飛んで火にいる夏の虫”です。

<意味の近い日本のことわざ>

“飛んで火にいる夏の虫”



 用法は日本とまったく同じで、自分から危険なところに飛び込んでいく愚かなことを言う際に使われます。ちなみに英語では“The fly flutters about the candle till at last it getsburned.”と言うそうです。


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นกน้อยทำรังแต่พอตัว



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นกน้อยทำรังแต่พอตัว

小鳥は自分の身体に見合った巣をつくる


 何事をするにもあまり欲を張らず、身分相応に、ほどほどにするのが一番だという意味。プミポン国王陛下の提唱されている「足るを知る経済」哲学にも通ずるものがあるため、わりとよく使われることわざです。


<意味の近い日本のことわざ>

“カニは甲羅に似せて穴を掘る”

 一見似たようなことわざではありますが、日本の場合 “人はその身分や力量にふさわしい言動をしたり、望みを持ったりする”という、所謂物事のたとえとして使われているのに対して、タイの場合は一般的に自分を戒める意味で使われているようです。


ดูช้างให้ดูหาง ดูนางให้ดูแม่



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ดูช้างให้ดูหาง ดูนางให้ดูแม่

象を見るなら尻尾を、女性を見るなら母親を見よ


 タイでは昔から白い象が神聖視されており、普通の象であるか、白い象であるかを確認するには尻尾を見ればわかるとされています。


<意味の近い日本のことわざ>

“親見たけりゃ子を見ろ”

“子は親をうつす鏡”

“子を見れば親がわかる”


 日本のことわざと違って女性に限定しているところや、“子を見ろ”ではなくて“親を見ろ”と言っている日本との違いも面白いですね。また、このことわざで使われている尻尾はタイ語で“ハーン”、女性は“ナーン”となり、しっかりと韻が踏まれています。口にした時のテンポの良さも、タイのことわざの特徴です。

สวยแต่รูป จูปไม่หอม



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สวยแต่รูป จูปไม่หอม

見かけは美しいが、キスをしても匂いが悪い


 見かけは美しくても、礼儀作法や立ち居振る舞いなど、品格に欠けている女性に対して使われるようです。


<意味の近い日本のことわざ>

“あの声で 蜥蜴食らうか 時鳥(ホトトギス)”