2012年07月

次世代農家のためのホムトンバナナ栽培指導プロジェクト



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 日本では高齢化社会の問題が叫ばれて久しく、今では超高齢化社会とも言われていますが、タイでも数年前から60歳以上の人が国民の一割を超えたということで、将来を危惧する人が増え始めています。この高齢化問題は現在のバナナ栽培の現場でも同様のことが起こっており、どの産地も50~65歳の方々が生産者の中心層となっているのが現状です。これに危機感を感じた南部のバナナ生産団体のひとつトゥンカーワット農民会は、将来を担う若い人たちにもバナナ栽培を覚えてもらおうと“次世代農家のためのホムトンバナナ栽培指導プロジェクト”を発足。各生産地区の地区委員長の主導により、近隣の小学校や農業振興局と協力しながら学生や仕事のない若い人たちにバナナ栽培を実地指導していく計画が立てられました。

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プラヤットさん


 このプロジェクトは、すでに準備の整った地域から徐々に動き始めており、去る14日にはミットアーリー地区で9名の若者たちが集結。当日は600本のバナナが植え付けられました。栽培指導を行ったのは訪日経験もある同地区長のプラヤット・マニーナイ氏で、収穫・出荷まで彼が面倒を見ます。今後の動向に注目していきたいと思います。

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